2025年9月28日から10月5日にかけて、ポーランド食肉産業生産業者・雇用者連合(UPEMI)は、続EU産牛肉のアジア向け輸出促進キャンペーンの一環として、EU産牛肉の日本市場での認知度と存在感を高めるべく、日本へ代表団を派遣しました。広報・販売促進活動に加え、取引先開拓に向けたビジネス交流会や、最新の消費動向の調査など、多角的な取り組みを展開しました。
大阪では、両国の行政機関、業界団体、企業関係者が一堂に会したポーランド・日本投資フォーラムに参加しました。ここでは、EU産牛肉の特長を紹介するとともに、日系企業との意見交換や商談を通じて、今後の取引拡大に向けた足がかりを築くことができました。
さらに10月3日には、東京で業界説明会を開催しました。ポーランドと日本の経済関係、欧州と日本における牛肉生産基準の比較、そして高い品質基準を守る日本市場への輸出拡大の展望などについて説明がなされ、EUと日本の企業が直接交流できる商談会も催されました。
代表団はさらに、東京の小売店を視察し、日本の流通の特性や消費者の嗜好について理解を深めました。
長期戦略の一環としてUPEMIが派遣した代表団は、アジアでもとりわけ高く一貫した品質が求められる日本市場において、EU産牛肉のブランド価値向上と現地業者との継続的な連携促進に寄与しました。


