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2021.03.15

ポーランド産牛肉の日本向け輸出は着実に伸びています!

ポーランド産牛肉の日本向け輸出は着実に伸びています!

ポーランド産牛肉は日本でも評価され人気を集めつつあります。2020年、コロナ禍中にあっても、輸出高は前年比で28%伸びて、4,276トンにのぼりました。この増加は一年限りのものではなく、2019年も3,322トンが輸出され、前年比で126%の伸びを記録しました。輸出には特に季節変動は見られず、牛肉需要は安定しています。月ごとのばらつきは、輸入先の比較検討や在庫消費の動きといった別の要因による可能性があります。

輸出が力強く伸び始めたのは2018年です。それ以前は、日本市場に出回っていたポーランド産牛肉はごく僅かでした。契機となったのは、日本・EU経済連携協定(EPA)の締結にともなう貿易自由化と大部分の関税引き下げです。

ポーランドは、日本と地理的に離れているため、牛肉は主に冷凍した半丸枝肉、部分肉、精肉として輸出されています。このほか、タン、ハツ、レバー、ツラミ、テールをはじめとする日本人が好む内臓肉も輸出量の2025%を占めています。ポーランド産牛肉を買い求められているのは、特に宿泊・飲食業界のレストラン、ケータリング、食堂向けの供給業者です。

ポーランド牛肉が日本でも受け入れられているのは、EU共通の高い基準を守り、ホルモン肥育をせずに家畜の福祉に配慮しているからです。抗生物質は、病気を治す必要があるときに限り、専門の獣医の監督下で投与されています。ポーランドでは採草地に加えて牧草地が豊富なため、牛は盛んに放牧されています。牛飼養農家の中には、牛を半年近くも放牧しているところもあります。残りの期間は、地元の牧草サイレージと濃厚飼料が与えられています。豊富で廉価な飼料のおかげで、他のEU産牛肉に比べても、価格を平均十数パーセント低く抑えることができます。また、ポーランドにおける肉牛と乳牛の飼養規模は、EU内でも特に大きく、高い価格競争力に結び付いています。

日本向けポーランド産牛肉の認定輸出業者はいずれも、皆様からのお問い合わせに誠意をもって対応しています。生産業者のリストは、こちらのリンクからご覧いただけます。

より詳しい情報をお求めの方は、メールでinfo@beeffrompoland.pl宛にご連絡ください。