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2022~2023年にかけてEU産牛肉のアジア向け輸出促進キャンペーンの第一弾が展開されました。これに続く第二弾も日本と香港を対象として実施されています。本キャンペーンではUPEMIが同じ目的で進めてきた先行事業での経験が活かされています。

本キャンペーンは、アジアの主要輸出先である日本と香港へのEU産牛肉の輸出拡大に向け、家畜と環境に配慮して生産された上質な牛肉としての認知度を向上し、差別化を図るべく実施されています。アジアでは品質と原産地に対する消費者の意識がますます高まっており、EU産牛肉の輸出市場としての重要が増しています。

キャンペーンでは、環境意識の高まりにも応え、持続可能な牛肉生産に向けて、家畜と環境に配慮し、食品の安全性を確保するためにどのような基準が守られているか広く紹介していきます。

本キャンペーンに参加することで、ヨーロッパの牛肉生産業者は、製品を紹介し、アジアの買い手の要望を深く学ぶことができます。

アジアにおけるEU産牛肉輸入先開拓を長期戦略として掲げるUPEMIが実施する本キャンペーンは、EU共通農業政策の一環として、AGRIP SIMPLE事業により助成を受けています。

UPEMIはポーランド国内あるいは世界で食肉事業を営む主要業者を束ね、業界団体として力強く成長しています。UPEMIは主に、加盟業者による持続的な取引関係構築と、その競争力強化を支援しています。

UPEMIは、先進的な生産技術と品質基準についての情報共有、ネットワークを通した業者間の協力、そして革新を促しています。また、市場進出に向けた仲介役として、他国での取引関係構築も支援しています。この十数年にわたり、UPEMIは、会議、見本市、商談会などで、日本、韓国、ベトナム、中国といったアジア市場業界関係者との交流と末永い取引関係構築の機会を設けてきました。このほか、ポーランドの食肉に対する認知度を高め、世界におけるポーランド企業の競争力を高める取り組みも進めています。

なぜアジアなのか?

魚介類が多く食される日本でも、牛肉は欠かせない食材です。世界に名だたる和牛飼育の伝統は大切に守られているものの、それだけでは国内需要は到底満たすことができないため、EUをはじめ、世界各地から牛肉が輸入されています。

2019年2月1日、農林水産物の大部分などについて関税その他貿易障壁を撤廃する日EU経済連携協定(EPA)が発効しました。2017年に4281トンだったEU産牛肉の日本向け輸出量は、着実に増加し、2022年には1万9926トンに達しました。今後も牛肉取引は大きく伸びると見込まれます。

安定した確かな品質とお手頃な値段に後押しされたEU産牛肉のアジアでの快進撃が続いています。

この絶好の機会を捉え、ヨーロッパの生産業者は、要求度の高い日本と香港の買い手の要望に応えながら輸出力を強化し、製品の幅を広げています。

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