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EUは、主に冷凍牛肉(CN 0202)を香港に輸出しています。2020年から2022年にかけて、日本向けEU産牛肉輸出量は、トン換算で次のように推移しました。

表1 – EU加盟国別輸出量 (CN 0202)1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年から2022年にかけて、香港向けEU産牛肉輸出量は、トン換算で次のように推移しました。

輸出国202020212022
オーストリア41,28846,31819,435
ベルギー242,75074,01592,601
Chorwacja6,764
キプロス
チェコ
デンマーク296,12897,28680,568
エストニア
フィンランド0,013
フランス814,976649,09065,156
ドイツ1,291,410559,9870,014
ギリシャ2,276
ハンガリー
アイルランド7,521,9108,467,0081,710,290
イタリア2,282,187911,62049,814
リトアニア
オランダ1,661,4481,667,034313,123
ポーランド4,290,9503,761,456659,435
ポルトガル0,049165,00651,950
ルーマニア
スロベニア42,949
スペイン1,576,117592,02178,403
スウェーデン25,00033,322
合計20,089,45117,030,9273,120,789

EU加盟国の大部分で牛肉を生産する業者は、域内での取引認定をすでに受けていれば、香港への輸出に際して別途の認定取得義務を課せられることはありません。ただし、その中のある輸出国が香港向けの製品を生産する際には、香港への牛肉輸出が認められたEU加盟国を原産地とする畜牛や牛肉のみを用いることが求められます。これらの指定国は、香港の食品安全センターの公式サイトでも記載されています:http://www.cfs.gov.hk/english/import/import_icfsg_04a.html.

一方、ギリシャ、フィンランドなどの一部の加盟国については、国単位ではなく生産施設単位で香港当局による認定が求められます。

香港まで牛肉は、適切な条件下で、0~4°Cに冷蔵または庫内温度-18°C以下に冷凍して輸送されなければなりません。牛肉の輸送量にかかわらず、ロットごとにこの温度条件を守ることが求められます。